totoにBリーグ追加 改正法案2日にも成立 単一試合や順位投票も

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くじの売り上げが整備費に充てられている国立競技場=東京都新宿区で2020年1月1日午後3時11分、梅村直承撮影
くじの売り上げが整備費に充てられている国立競技場=東京都新宿区で2020年1月1日午後3時11分、梅村直承撮影

 スポーツ振興くじ(toto)の対象にバスケットボールのBリーグを加える「スポーツ振興投票法改正案」が2日にも成立する。参院文教科学委員会が1日、参院本会議への提出を賛成多数で議決した。2日にも本会議に諮られ、可決される見通しだ。

 くじは2001年の発売以来、サッカーのみを対象に実施されてきた。改正案には、Bリーグ追加のほか、1試合のみの結果を予想する「単一試合投票」や、リーグ戦などの優勝チームを予想する「順位予想投票」の導入が盛り込まれている。システム整備に1年程度かかるため、22年秋のスタートとなる見込み。

 くじは文部科学省所管の日本スポーツ振興センター(JSC)が運営する。売り上げから当選払戻金などを差し引いた収益の3分の2が、スポーツ団体や自治体への翌年度以降の助成金に充てられる。売り上げは、高額の当選金が狙える商品などを増やして13年度に初めて1000億円を突破。16年度に過去最高の1118億円に達したが、最近は頭打ちとなり、1000億円を割り込んでいた。

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