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政府は30日、農林水産物や食品の輸出拡大に向けた関係閣僚会議を開催し、輸出額を2030年に5兆円に増やすための実行戦略を決定した。牛肉やコメ、日本酒など海外で人気の高い27品目を「重点品目」と位置付け、重点支援する。品目別に目標金額のほか、輸出を増やすターゲットとする国も明確にし、戦略的に輸出拡大を進める。
重点品目は、海外で評価が高く、輸出を増やす余地が大きい品目を選んだ。「和牛」として世界的に人気が高まっている「牛肉」や、すしや日本食ブームに乗って人気があり、パックご飯や米粉も含む「コメ・コメ加工品」、世界的に認知度が高まっている「日本酒」などを選定。これまでは、日本向けに生産・加工したものを海外に輸出する戦略だったが、今後は海外の消費者の好みに合わせて生産する「輸出産地」を品目ごとに設定し、重…
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