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ススキノ時短要請、効果はあったのか 滞在人口と感染者数の関連を見てみると…

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要請の範囲が北側(右)にも広がった狸小路商店街。昼間の人通りもまばらだった=札幌市中央区の狸小路商店街で2020年11月27日午後1時28分、土谷純一撮影
要請の範囲が北側(右)にも広がった狸小路商店街。昼間の人通りもまばらだった=札幌市中央区の狸小路商店街で2020年11月27日午後1時28分、土谷純一撮影

 北海道内で新型コロナウイルスの感染拡大を受け、道は27日までとしていた集中対策期間を2週間延長した。歓楽街ススキノに限らず、札幌市内全域の接待を伴う飲食店に休業要請するなど、より強い対策に踏み切った。特に感染者が相次いだススキノでは、7日には飲食店を対象に営業時間の短縮などが要請されていたが、実際に効果は出ているのか。周辺の人出や感染者数などから検証した。【土谷純一】

 ソフトバンクの子会社「アグープ」(東京都渋谷区)は駅の半径500メートルにおける1時間平均の滞在人口をスマートフォンアプリ利用者の位置情報から推計。地下鉄すすきの駅の推計によると、ススキノの人出は10月26日ごろから減少し始め、11月3日ごろからは急激に減り続けてきた。それに合わせ、ススキノでの感染者も減りつつある。一般的に新型コロナの潜伏期間は約2週間とされ、道がススキノに時短要請を出した7日…

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