ウォルマート 業績岐路
8~10月、増収増益も来店客14%減 多店舗展開が在宅機運で逆風
【ニューヨーク=白岩ひおな】米小売り大手ウォルマートの業績が岐路に立っている。17日発表した2020年8~10月期決算は、増収増益を確保したものの伸び率は縮小した。西友株の売却など事業を選別しネットシフトを一段と進めるが、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、個人消費の失速など不透明感も出始めた。
17日に発表した8~10月期の純利益は前年同期比56%増の51億3500万ドル(約5351億円)...
関連企業・業界