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日本テレビホールディングス(HD)は5日、動画配信サービスの強化などを柱に据えた成長戦略を発表した。テレビCM収入が低迷するなか、非放送事業の収入を伸ばし、2020年代半ばに全体の50%超とすることを目指す。
動画配信サービス「Hulu」を中心にテレビ以外での動画配信を拡大させるほか、オンラインのイベント事業などを強化する。関連事業の連結売上高を23年には1000億円にする目標を掲げた。
合わせて発表した20年9月中間連結決算は、最終利益が56億円の赤字(前年同期は136億円の黒字)となった。傘下のスポーツクラブの経営が悪化したことが主因だ。ただ、21年3月期では10億円の黒字を確保する見通しを示した。