香川で鳥インフル、感染力強い高病原性か 33万羽飼育 殺処分は国内最大規模

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鳥インフルエンザが発生した養鶏場に入る自衛隊員ら=香川県三豊市で2020年11月5日午後3時15分、喜田奈那撮影
鳥インフルエンザが発生した養鶏場に入る自衛隊員ら=香川県三豊市で2020年11月5日午後3時15分、喜田奈那撮影

 香川県は5日、同県三豊市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したと発表した。感染力の強い高病原性とみられる。採卵用の約33万羽を飼育しており、県は殺処分を始めた。県によると、国内の養鶏場から鳥インフルエンザが確認されるのは2018年1月に同県さぬき市で確認されて以来で、一度に殺処分する数としては国内最大規模となる。

 県によると、発生した養鶏場内には12の鶏舎があり、うち1鶏舎で1~3日に約1550羽、4日に約2300羽が死んだ。県が同日、生きている2羽を含む計13羽を簡易検査したところ、死んだ11羽全てから陽性反応が出たという。その後の遺伝子検査で高病原性の可能性が高いと判明した。

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