イチゴ王国・栃木の新品種「とちあいか」出荷 「とちおとめのように定着して」

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断面がハート形のとちあいか=栃木県真岡市で2020年10月30日午後1時54分、渡辺佳奈子撮影
断面がハート形のとちあいか=栃木県真岡市で2020年10月30日午後1時54分、渡辺佳奈子撮影

 52年連続で収穫量日本一を誇るイチゴ王国・栃木の新品種「とちあいか」の出荷が30日、始まった。真岡市などのJA集荷所に納品されたとちあいか計45キロは、東京都大田区の大田市場などで31日に初販売される。JA全農とちぎの担当者は「味と食感が良くおいしい品種。とちおとめのように定着してほしい」と期待を込めている。

 「とちあいか」は2018年11月、県農業試験場いちご研究所(栃木市)が開発した。「栃木の愛される果実になってほしい」という願いを込めて、今年7月に名称が決定した。ヘタの部分がへこんでおり、断面がハート形になるのが特徴。サクッとした歯ごたえで、酸味が少なく甘みが強い。

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