「再生インクの参入妨害」販売業者がキヤノン提訴 純正品以外はプリンターに警告

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提訴後、記者会見するエコリカの宗広宗三社長(中央)ら=大阪市内で2020年10月27日午後1時、伊藤遥撮影
提訴後、記者会見するエコリカの宗広宗三社長(中央)ら=大阪市内で2020年10月27日午後1時、伊藤遥撮影

 プリンター用のインクカートリッジを自社の純正品しか使えないよう設計し、リサイクル品の参入を妨害したのは独占禁止法に違反するなどとして、リサイクル品を製造・販売する「エコリカ」(大阪市)が27日、精密機器大手「キヤノン」(東京)に3000万円の賠償などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 訴状などによると、エコリカは、キヤノンなど大手メーカーの純正品の使用済みカートリッジを家電量販店などから回収。自社のインクを注入し、「エコリカ」のブランドで純正品より約2~3割安いリサイクル品として…

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