菅首相就任1カ月「振り返る間もなく早かった」

新内閣発足から1カ月、受け止めを語る菅義偉首相=16日午前、首相官邸(春名中撮影)
新内閣発足から1カ月、受け止めを語る菅義偉首相=16日午前、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉(すが・よしひで)首相は16日午前、首相就任から同日で1カ月となったことについて「国民のために働く内閣を発足してからもう1カ月。振り返る間もなく、早かったなというのが率直な感じだ」と語った。その上で「いろんな課題が山積しているが、初心を忘れずに一つ一つ着実に実行に移していきたい」と強調した。官邸で記者団の質問に答えた。

 首相はまた、自身が自民党総裁選の公約に掲げた携帯電話料金の値下げを挙げ、「常に念頭に置いているのは、やるべきことをスピード感を持って躊躇(ちゅうちょ)なく実行に移すことだ。できるものから改革を進めて、国民に実感として味わっていただく」と述べた。

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