米製薬団体会長、日本の薬価毎年改定方針に懸念 「イノベーションに悪影響」

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霞が関の官庁街(手前)。左奥は国会議事堂=東京都千代田区で、本社ヘリから宮武祐希撮影
霞が関の官庁街(手前)。左奥は国会議事堂=東京都千代田区で、本社ヘリから宮武祐希撮影

 米国研究製薬工業協会(PhRMA)のジョバンニ・カフォリオ会長は9日、日本向けに行ったウェブ記者会見で、保険証を使って購入する医薬品の値段「薬価」の改定について、政府が2年に1回引き下げてきたのを財政負担軽減のため来年から毎年改定する方針を示していることに「革新的な医薬品を年次の薬価引き下げの対象とするのは日本のイノベーションに悪影響を与える。製薬企業の投資先として日本の優先順位を下げることにもなる」と懸念を表明した…

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