世界歴代5位にも「複雑です」 競泳男子・佐藤 志高い北島の「後継者」
毎日新聞
2020/10/5 06:30(最終更新 10/5 06:30)
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競泳の日本学生選手権(インカレ)は最終日の4日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル平泳ぎで佐藤翔馬(慶大)が世界歴代5位相当の2分7秒02の大会新記録で連覇を果たした。
フィニッシュした佐藤はすぐさま電光掲示板に目をやると、悔しそうに天井を仰ぎ見た。東京オリンピック代表候補の渡辺一平(トヨタ自動車)が持つ日本記録(2分6秒67)はおろか、世界記録(2分6秒12)を出すと公言して臨んだ決勝の舞台。「自己ベストはうれしいけど……複雑です」。笑顔の中にも悔しさをのぞかせた。
残り50メートルで失速「焦りすぎた」
無理もない。ターンの度に日本記録を上回るペースが表示され、無観客で関係者しかいない会場でさえもざわついていた。「前半…
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