京の「鴨川をどり」オンライン配信へ支援募る 先斗町歌舞会 目標1500万円

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先斗町の「鴨川をどり」のオンライン開催に向け、クラウドファンディング(CF)での支援を呼びかける舞妓たち=京都市中京区の先斗町歌舞練場で2020年9月25日午後2時38分、添島香苗撮影
先斗町の「鴨川をどり」のオンライン開催に向け、クラウドファンディング(CF)での支援を呼びかける舞妓たち=京都市中京区の先斗町歌舞練場で2020年9月25日午後2時38分、添島香苗撮影

 京都五花街の一つ、先斗町(ぽんとちょう)の公演「鴨川をどり」をインターネットで配信しようと、先斗町歌舞会の会員らで作る実行委員会が開催資金を集めるためのクラウドファンディング(CF)が28日始まった。2020年5月に開催予定だった第183回公演が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となったことに伴う企画で、花街の公演費用をCFで募る試みは全国初とみられる。

 先斗町歌舞練場(京都市中京区)に25日、芸舞妓(げいまいこ)が集まり、決起集会を開催。芸妓組合長のもみ乃さんは「明治5年から続く大切な踊りどす。この機会に新しいお客様にも、先斗町の魅力を発信していきたいと思います」と呼びかけ、舞妓の市琴(いちこと)さん(16)は「オンラインという形で、お客様に見ていただく機会を作ってもらえてうれしおす」と話した。

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