自動バス接触事故、手動運転時にミス 8月実証実験で産総研
2020年9月13日 05時00分 (9月13日 05時00分更新)
大津市と京阪バス(京都市)が行っている中型自動運転バスの実証実験で起きた八月の接触事故について、事業を受託している産業技術総合研究所は十一日、「最終的には運転手の車幅感覚の判断ミスが原因で接触したと考えられる」と発表した。
研究所によると、接触事故が起きたのは、手動でも慎重な対応が必要な箇所だったが、研究所は自動走行ルートに設定されていたことも原因に挙げた。
今後の対策としては、車両と周辺の構造物との間に余裕が少ない箇所や操舵(そうだ)量の大きい箇所などを「『注意箇所』区間」に設定し、手動運転にするとした。現在、自動運転での実証実験は中断されている。
事故は八月三十日午後二時四十五分ごろ、大...
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