社民、11月にも臨時党大会 立民との合流是非を決定

社民党・吉田忠智幹事長(春名中撮影)
社民党・吉田忠智幹事長(春名中撮影)

 社民党の吉田忠智幹事長は3日の記者会見で、立憲民主、国民民主両党などによる新党との合流の是非を決める臨時党大会を11月中旬に開きたいとの意向を示した。会見に先立つ常任幹事会では、10月1日に全国の地方ブロックの幹部を集めた会議、10月9日に全国幹事長会議を開き、意見集約する方針を決めた。

 吉田氏は当初、10月の党大会開催を目指していたが、立民、国民の合流協議や新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、党内議論に時間をかける必要があると判断した。

 社民党内の合流慎重派は早期の党大会開催に反対の立場だ。吉田氏は会見で「これからいよいよ煮詰まった議論になる。新党ができたらまた協議したい」と述べた。

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