自民・石破氏 総裁選への出馬明言せず

 自民党の石破茂元幹事長は28日のTBS番組で、辞意を表明した安倍晋三首相の後継として党総裁選に出馬するかどうかについて「二階俊博幹事長に(総裁選の)時期ややり方が一任された。どういう形で行われるかを見たい」と述べ、明言を避けた。

 石破氏は「党員の権利を尊重することは必要なことだ。党員投票は郵送だから新型コロナウイルスに対する対応も最小限に済む」とも述べ、国会議員だけではなく党員による投票の必要性を強調した。

 次期首相に求められる資質については、新型コロナ対策や社会保障改革の必要性を挙げ「一人でも多くの国民の納得や共感が得られることではないか。政府と一緒にやろうという理解がないままに難題は何一つ解決しない」と語った。

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