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大学入試共通テスト、増す重み コロナ感染対策 横浜国立大、2次見送り

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2018年11月に実施された大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)=東京都目黒区の東大駒場キャンパスで2018年11月10日午前9時4分、長谷川直亮撮影
2018年11月に実施された大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)=東京都目黒区の東大駒場キャンパスで2018年11月10日午前9時4分、長谷川直亮撮影

 新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えない中、各大学が今年度実施の入試で、感染症対策と受験機会の両立という難しい対応を迫られている。多くの大学が感染した受験生の救済措置を講じる一方、感染リスクを考慮し個別の学力試験を取りやめた大学もある。そこで重要度が増しているのが大学入学共通テストだ。

 「苦渋の決断ではありますが、2021年2~3月に本学で行う予定としていた個別学力検査は行わないこととしました」。横浜国立大は7月末、長谷部勇一学長のメッセージをホームページに掲載し、今年度に実施する一般入試の個別学力検査(2次試験)を取りやめることを公表した。

 理由は「3密」回避だ。昨年度は2次試験で前後期合わせて約4700人の受験生が横浜市保土ケ谷区のキャンパスで受験したが、多くは県外からの受験生だった。県域を越えて大量の受験生が移動すれば、感染拡大を招く可能性があることから、2次試験の実施を見送り、共通テストで合否を決めることにした。

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