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NVIDIAが8月31日にコンシューマ向け新GPUを発表か?

 NVIDIAは10日(現地時間)に、@NVIDIAGeForceのTwitterアカウントにて、ハッシュタグ#UltimateCountdownをつけた意味深な動画を公開。Ampereアーキテクチャを採用する新たなコンシューマ向けGPUの発表を匂わせたティザーではないかと憶測を呼んでいる。

 海外メディアなどの報告によれば、同Twitterアカウントのプロフィール欄には「21DAY. 21YEARS.」と書かれた画像とともに、「Look back before looking forward.(先を見る前に振り返れ)」という言葉が書かれており、これは1999年8月31日に発売された「GeForce 256」のことを示唆しているという。つまり、これが今年(2020年)の8月31日に新GPUが登場するという根拠となっているようだ。

 GeForce 256は、ハードウェアでの頂点単位の座標変換と光源処理が行なえるハードウェアT&Lをサポートしており、このころよりGPU(Graphics Processing Unit)という呼び名が定着。GeForce 256は同じく1999年に登場したDirectX 7にも対応し、3Dグラフィックス性能が急速に発達したことで、コンシューマ機に劣っていたPCの表現能力が目覚ましく進歩した時期とも言える。

写真はGeForce 256を搭載するカノープスの「SPECTRA 7400 DDR」

 各誌の憶測どおりであれば、今回NVIDIAは当時としては先進的だったGeForce 256を引用しており、よほどの自信を持って新GPUを発表するということになるだろう。GeForce RTX 20シリーズの登場からおよそ2年が経過しているということも含め、NVIDIAからの続報に期待したい。