メルカリ、上場後初の営業黒字 4~6月
フリーマーケット(フリマ)アプリ大手のメルカリが6日発表した2020年4~6月期の連結決算は、営業損益が9億8400万円の黒字(前年同期は61億円の赤字)となった。四半期での営業黒字は18年6月の上場後初めて。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出を控える人が増え、電子商取引(EC)の需要が伸びた。広告宣伝費の抑制も寄与した。
売上高は60%増の229億円だった。主力の国内フリマアプリの流通総額は40%増の1804億円。伸び率は1~3月期の23%から拡大した。米国フリマアプリの流通総額も2.8倍の2億8400万ドル(約300億円)と大きく伸びた。
最終損益は5億6000万円の赤字(前年同期は64億円の赤字)だった。21年6月期の連結業績予想は公表しなかった。
企業決算の最新ニュースをまとめてご覧いただけます。
関連企業・業界