米自動車大手フォード・モーターは4日、ジム・ハケット社長兼最高経営責任者(CEO、65歳)が退任し、ジム・ファーリー最高執行責任者(COO、58歳)が後任に昇格すると発表した。10月1日付。ファーリー氏は米国トヨタ販売で副社長を務めたことがある。米メディアは、ハケット氏が業績不振の責任を取ったとの見方を伝えている。
ファーリー氏は、米国トヨタで若者向けブランドの設立や高級ブランド「レクサス」の販売拡大に携わった。2007年にフォードに転じて国際営業部門を率いた後、19年に経営企画トップに昇格。今年2月にCOOに任命されていた。
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