年間1000食以上!カップ麺マニアが教える「最強の二郎系カップ麺」ベスト5
2020年上半期の新商品を総括!カップ麺業界にも二郎系の波
二郎系・インスパイア系と呼ばれるジャンルのラーメンが空前のブームになっている現在、それはトレンドに敏感な即席カップめん業界も例外ではありません。
なかでも2019年から注目度は上昇傾向にあり、実店舗の新規開業はもちろん、コンビニのレンジ麺やカップ麺の新商品も数多く市場に投下されています。
二郎系(じろうけい)とは、1968年(昭和43年)に創業し、現在は東京都港区三田に本店を構える「ラーメン二郎」の流れを汲んだラーメン店及び商品ジャンルの総称。
また、ラーメン二郎と直接的な関係はないものの、それに影響を受けたメニューを展開している店を “インスパイア系” といい、さまざまなスタイルで現在の二郎系ブームを牽引しています。
お店によって特徴は千差万別ですが、大量の野菜(もやし、キャベツ)を麺が見えないほど盛り付け、通称・豚(ぶた)と呼ばれる大きなチャーシューをトッピング。
麺は日清製粉の強力粉・オーション(灰分0.52±0.04%の2等粉)を使った加水率の低い極太低加水麺を使う傾向にあり、コールと呼ばれる注文方法でヤサイやニンニク、アブラ(味付けした豚の背脂)を無料で増やせるなど、いくつかの共通点があります。
そんなガッツリ系ラーメンをイメージした数量限定のカップ麺が目立っていた2020年の上半期、今回のランキングでは二郎系・インスパイア系の商品を強く意識した商品をピックアップし、トップ5を選定しました。