リニア遅れ「2037年大阪延伸に影響」 ルート変更「あり得ない」 JR東海社長
毎日新聞
2020/7/15 22:31(最終更新 7/15 22:32)
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JR東海の金子慎社長は15日、早ければ2037年としてきたリニア中央新幹線の名古屋―大阪間延伸について、「影響が出ると懸念している」と述べ、3大都市圏を結ぶリニア計画全体に遅れが生じる可能性に初めて言及した。27年開業予定の品川―名古屋間については「(新たな開業時期を)いつにするという話とセットになる」とし、延期を明言しなかった。
金子社長は、未着工の静岡工区以外の工事は「ペースダウンせず進める」と述べ、それにより「余力を生み出すことができれば、名古屋以西の準備にかかりたい」として、大阪延伸の遅れを最小限にとどめたい考えを示した。
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