日本語指導が必要な児童生徒調査、20年度は見送り 新型コロナで文科省
毎日新聞
2020/7/15 06:30(最終更新 4/25 17:38)
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、文部科学省は2020年度に予定していた日本語指導が必要な児童生徒に関する調査を見送ることを決めた。政府が6月に「外国人の子どものために日本語指導充実などの施策を講じる」との基本方針を閣議決定したばかりで、専門家は「日本語指導を必要とする子どもの実態がつかめなくなる」と指摘している。調査は21年度に延期予定という。【成田有佳】
見送ったのは、1991年度から始まった「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(日本語指導調査)」。現在は2年に1回、47都道府県と政令市、中核市の教育委員会を通じ、公立の小中学校と高校、特別支援学校などに通う日本語指導が必要な児童生徒(日本国籍も含む)の人数や母語などを調べている。近年は外国人労働者の増加に比例して、日本語指導が必要な児童生徒数も増えており、前回の18年度調査では5…
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