カラフルな皿を使って疫病を鎮めるとされる妖怪・アマビエの姿を作り上げるイベントが5日、島根県出雲市渡橋町のイオンモール出雲であり、新型コロナウイルスの感染拡大防止を願って大勢の親子連れらがアマビエの胴体に皿をくくりつけた。
陶器や金物などの身近な生活用具を使って歴史上の人物や歌舞伎の場面などを表現する地元の民俗芸術「平田一式飾り」の体験イベントとして開かれた。
平田一式飾りは江戸時代から続いており、地元の表具師が「伝染病が流行しないように」と祈って茶道具一式で作った大黒天像を奉納したのが起源とされる。
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