大相撲の新型コロナ抗体検査がスタート、異例の1000人規模

スポーツ報知
両国国技館

 日本相撲協会は18日、新型コロナウイルス感染歴を調べる抗体検査が始まったと発表した。力士、親方ら希望する全協会員を対象にしており、1000人規模となる見込み。電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「本日からスタートし、2部屋43人が検査を受けた」と明らかにした。専門機関に依頼して今後も1日2、3部屋で計40~50人ほどが受けていく予定という。検査が終了するまで約1か月かかる。

 角界ではこれまで、13日に亡くなった三段目力士・勝武士さんら計7人の感染が判明している。今回の検査結果とともに、専門家の意見も踏まえて、今後の感染拡大防止策に役立てる。

 協会は夏場所を中止し、名古屋から東京に開催地を変更した7月場所(同19日初日・両国国技館)を無観客で実施することを目指している。

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