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治療薬候補「アビガン」、医師判断で軽症者にも早期投与可能に 福岡県医師会

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アビガンの早期投与を可能にする独自方式を発表する福岡県医師会の上野道雄副会長=福岡市博多区の県医師会館で2020年5月11日午後1時18分、平塚雄太撮影
アビガンの早期投与を可能にする独自方式を発表する福岡県医師会の上野道雄副会長=福岡市博多区の県医師会館で2020年5月11日午後1時18分、平塚雄太撮影

 福岡県医師会は11日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として期待される抗ウイルス薬「アビガン」を、現場の医師の判断で軽症者も含め早期に投与できる独自の仕組みをつくり、同日から県内47医療機関で運用を始めたと発表した。安倍晋三首相は4日の記者会見でアビガンについて「今月中の薬事承認を目指す」と表明したが、全国に先駆けて投与しやすくした。

 アビガンは新型コロナの治療薬としては承認されておらず、現在は一部の大学病院などが医療改善のために進める「観察研究」の一環として投与されている。投与するには、各病院が倫理審査委員会を設置し承認を得る必要があるなど高いハードルがあり、現場の医師からは柔軟に投与できるよう望む声が出ていた。

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