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「ChatGPTで翻訳できるから英語の勉強は必要ない」残念な勘違いをする人が根本的に理解していない2つのこと
安藤 益代株式会社プロゴス 取締役会長
生成AIを自分のコミュニケーション能力を高めるために使うのか、限りなくAIにアウトソーシングして依存するのか?
要は使う側の人間のスタンスだと思います。
私の周りで、最初にChatGPTで助かったと言ったのは、母国語である日本語での文章力が低い人です。仕事で対外的に通用するレベルの文章を書くことに困難を感じていて、AIが書いてもらうことで楽になったとのこと。
こうした活用の仕方には賛成ですが、ポイントは、そこから学ぶ姿勢を持っているかです。「なるほど、こういう言い方があるな」と、習得する人は文章力が上がります。そうでない人は残念ながら、文章力が上がらずAI依存が高まり、結局その文章が果たしてよいのかどうか判断する力もつきません。
英語についても同じことが言えて、AIで済むから勉強する必要がないと考える人は、右から左へと処理して、自ら発する言葉として納得いくかを顧みる姿勢がありません。その結果、AIを介さないとコミュニケーションできないという傾向がどんどん強まります。
一方、使いながら覚えていく姿勢を持つ人は、語彙や表現の参考にするでしょう。知らない単語がでてくるとチェックしたり、逆翻訳してみたり、仕事のついでに学ぶことが習慣になります。さらに英語という言語で思考する、コミュニケーションするという回路が必要なことにも気づきます。これを繰り返していくことでコミュニケーション能力も高まっていくと思います。
生身の人間としてのコミュニケーションを高めるのにAIを活用するのか、AIにアウトソーシングするのか、意見が分かれるところですが、私は前者であるべきと考えます。
新米リーダーがこれだけは徹底すべき、マネジメントの超基本「5つのこと」
安藤 益代株式会社プロゴス 取締役会長
「部下と仲良くしない」とありましたが、異動でなく同じ部署でリーダーに抜擢された場合、一番難しそうなのが、部下との距離感ですよね。
昨日まで同僚同士でため口をきいていたのが、ある日を境に上司と部下の関係になると、お互いどう接していいか戸惑うと思います。
そんなときはリーダーは気負わずに、自然体で、自分がどうしたいか、どんなチームにしたいか、相手に何を期待するかを率直に話し、相手が思っているかも聞くことをおすすめします。
そんな風にして、役割は変わっても信頼関係は変わらないということをお互いに確認すると、良好なコミュニケーションにつながっていくと思います。
将来、立場が逆転することだってありうるのですから。
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