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京都大学、正規社員募集「年収244万円」が低すぎる?大学職員の厳しい実態
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
身近にもこのくらいの給与水準で働いている方々がいます。兼業で辛うじてしのいでいる状況です。
そして本記事で言及されている「事務・技術職員の平均年収は595.9万円」というのは、要するに「年収244万円」の方と異なり、フルタイムの「課長」や「係長」の給与は決して低くないのです。
しかし実際に仕事をして分かったことですが、「課長」「係長」にはあまり仕事のできない方が多く、「年収244万円」の方々の頑張りによって現場の辻褄が合っています。
「課長」「係長」は数年で全く異なる部署に配属される上に、頑張りが正当に評価される仕組みがあるかも疑問ですので、そもそもやる気が出ないのかもしれません。そのため彼らが悪いとは思いませんが、しかし給与・人事体制には改善の余地が大いにありそうです。
【快進撃】創業5年でIPO。Z世代向けアパレルがすごい
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
「Yリーグ」という仕組みは大変明快ですね。ブランドの撤退というのはかなり上位の経営判断ですが、それを透明化することは現場の士気を大いに高めていると思われます。
ただ、様々な例外も生じるはずで、その際には通常よりも一層丁寧なコミュニケーションが必要になります。普段からの意思疎通がしっかりしているからこそ運用できている仕組みなのでしょう。
「yutoriは広告に依存していないため、広告宣伝費は売上高の5.8%」というのは、かなり低いと思います。
通販にとって広告宣伝費とは、店舗型事業にとっての不動産費のようなものです。店舗は人通りの多い場所に立地してこそ高い売上が見込めるわけで、通販はその代わりに宣伝で多くの顧客の目に止まることによって売上を高めます。
例えば原宿や下北沢に店舗を出して商売をしようとすれば、かなりの良い場所・広さが必要です。内外装の減価償却も含めれば、不動産費は売上比10%を超えるのではないでしょうか。
前職で通販をした時は、やはりほとんど広告を用いずにSNS上でPRを行いました。しかしそもそも素人だったこともあって大変な手間がかかり、仮に私の人件費を時給に換算してカウントすると、結局のところ売上の1割くらいになっていました。
【独自】東京大学が授業料の引き上げを検討 最大で約10万円増額の年間64万2960円に
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
国立大学の授業料値上げは今回が初めてというわけではなく、1975年に3万5千円だった学費が何度かの値上げを経て2005年に53万5800円になりました。その間の物価変動を考えても、かなり大幅な値上げがされていたわけです。
そもそも、学費が高いために優秀な人材が経済力によって「足切り」されるというのは、国立大学の理念から大きく乖離しています。しかし、国から支給される運営費が削られている中で、背に腹はかえられないという側面はあるでしょう。
このあたりの事情については、以前NewsPicksの特集で詳しく紹介されていましたね。
なお、今年度から多くの部署で予算を大きく削られる、という話を耳にしています。私はそれらを詳しく知る立場にはないので、あくまでも噂ではありますが、たぶん本当だと思います。
この運営費削減は、値上げに向けた布石なのかもしれません。
生活保護世帯から東大に進学→大学院で博士号取得までの経緯が壮絶すぎると話題
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
本当に学びたい人と、就職予備校に通いたい人とを、選別する仕組みが必要です。すなわち、中卒・高卒でも大手企業に就職できるようにすべきです。
大学に4年間通った人間は、確かに高校を出たばかりの人間よりも知識や分別がありますが、しかしそれは高校を出た後に1年間真面目に働けば習得できるものばかりです。大学でしか得られない知見や修養を求める企業は多くないように思われます。
私自身、大学では高校よりも自己管理や責任ある行動が求められる……と思っていたのですが、最近の私立大学では、ほとんど高校の担任教師のような役割を教授に課して、学生たちの管理をさせているそうです。これでは過去に大学が辛うじて果たしていた「自律した大人の形成」という役割(そもそも大学の役割ではありませんが)さえ怪しいものです。
大学進学者を「本当に大学でしか実現できない学び・研究をしたい人」に絞って、そういう人たちにふんだんに奨学金を給付(貸与ではない)をすべきです。
その結果多くの大学が廃業し、私自身も収入を失うことになると思いますが、しかし大学の本来的意義を考えても、奨学金という名の借金を背負う若人を減らすためにも、必要な施作ではないでしょうか。
【解説】新Vポイントだけじゃない。経済圏乱立で競争激化
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
一つに絞るべきなのだが、どれが良いか分からない(=どれでも良さそう)。こういう場合には、占いで決めるのは如何でしょうか?
朱熹は易占いの方法について、「まず理性的にとことん検討して、それでもどちらが良いか決めきれない選択肢が残った時に、一回勝負で占いを用いるべきだ(2回やってはいけない)」と述べています。
私は携帯電話料金の支払いがあるので、占うまでもなくdポイントに決めましたが、なかなか決めきれない方も多いのではないかと思います。
何も筮竹を用意してジャラジャラやる必要はなく、コイントスで十分です(ちなみに1300年以上前に編まれた『儀礼正義』という文献に、易占いの簡易的な方法としてコイントスが紹介されています)。
占いは非科学的なものですが、科学的・理性的アプローチで絞りきれない時には、これ以上考えても仕方ないので、古からの智慧として占いを用いるのもアリではないでしょうか🐜
【図解17選】AIでむしろ出世する「仕事の新常識」を知ろう
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
これだけ個人的な利用が進んでいるのですから、今後のPRにはAIに情報源として拾ってもらいやすくする対策、SEOならぬAIO(Artificial Intelligence Optimization)が必須です。
どうやったら、拾ってもらいやすくなるのか、AIと相談しながら考えるというのは如何でしょうか。
個人的には、翻訳やデザインでAIを使っていますが、今後は研究成果の発信にも使って行きたいと考えています。
今のところ博士論文の内容を、手打ちhtmlのページで公開していますが、AIで自動化かつAIO対策を盛り込んだやり方に変えたいものです。
http://wanibeer.web.fc2.com/hakron/
自転車事故で始まる「慰謝料地獄のリアル」をご存じか…無保険で歩行者をはねた25歳男性の"末路"
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
自転車は金属の塊を猛スピードで振り回す凶器です。電動自転車はそれに動力がついたもの(かつ重量も増える)ですから、更に破壊力が増します。
注意してもしすぎることはありませんし、本記事の言う通り保険も入った上で乗るべきものと思います。私は入っています。
ところで、電動キックボードレンタルのLuup社が利用規約を改訂し、その際に「保険が付かなくなった」という噂を目にしましたが、いま確認したところ保険は利用料に含まれており、一億円までの対人補償が付いているようです。
https://support.luup.sc/hc/ja/articles/360051962573-LUUPをご利用中の事故に対する補償について
電動キックボードはそもそも保険加入が必須の乗り物ですので、レンタルに保険が付かないなんてあり得ませんよね。
しかし電動キックボードよりも破壊力のありそうな電動自転車は、保険加入は任意のようです。うーむ。
【ミニ教養】日本人は働かない、という新事実
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