Shirotori Hidefumi

長野県民ですが、たしかに町の小さな書店などは姿を消しましたね。 Amazonなどネット利用も増えたこともあるでしょうが、イオンやツタヤなど複数の市町村を商圏とする大型書店が増えた事の方が大きいと思う。こうした郊外型のモール内の書店は、休日ともなると結構賑わっています。 ほとんどの客は車移動なので、必ずしも近所に店舗を必要としていませんし、本好きの多くの人は、偶然の発見も求めている為、物理的に品揃えが難しい小さな書店はなかなか需要に応えきれません。 マニアックな個性的書店も地方にあることはあります。 そうしたお店はやはり人口の少ない場所では本の売り上げだけでは成り立たないので、カフェやシェアオフィス、定期的なイベントなど、様々なサイドビジネスもしながら経営してらっしゃいます。 あと、我が家の子どもたちもそうですが、町や学校の図書館利用頻度は高く、学校側も読書には結構力を入れているので、各自治体の図書館維持には予算が当てられているのではと思います。

スーパーの棚も輸入肉から国産肉へどんどん置き換わって来ています。 円安はデメリットばかりでなく、自給率を上げるチャンスでもある。 ただし、一次二次産業はどこも人手不足で供給量は急に増やせない。 本当は一部では余ってる労働力をこうした産業へ流動出来たらいいのだけれど。 地元の農家や林業の人たちと話をすると、今の人はみんな肉体労働は嫌がると口々に話します。工業製品など製造業も専門技術者はどこも足りていません。 従来のように人件費の安い外国人ばかりに、これ以上頼ることはできないでしょう。 スマートで楽に稼げる仕事、既得権益にしがみつこうとすると、日本はますます経済力を落としかねないと危機感を感じます。 アイスランドのような、一時は経済破綻し通貨が大暴落した国がなぜ10年もかからずV字回復できたのか、日本人はよく考えてほしい。 国の規模がまったく違うので比較しようはないですが、もっと深堀りして国民の意識変化など学べる事は多いと思う。 政府・日銀の為替介入以前に、どうやってエネルギー、食料、工業製品などの輸入依存を減らし国内の生産力を高めるか。国民がその努力をしない限り、国はいつまで経っても強くならないと思います。

都内に住む育児中の友人などの話を聞くと、様々な面で『過密都市東京』が子育ての環境として機能し難くなって来ているなと感じます。 子育てを第一にするには、それ相応のコストや負担が必要で、それを賄える一部の人しか実現できなくなっています。 ちょっと前は、閑静な住宅街に住む高齢者たちが保育所建設に反対運動したことが話題にもなりましたが、親の負担に加え地域社会に子供を拒む層が一定以上存在するという事実は、社会にとって非常に悲しい事です。 私は時々東京に行って、若いお母さんが子供と重い買い物荷物を自転車にのせ、大量の車が行き交う都内の道路で必死に自転車をこいでいる姿を見ると、「なんて大変な仕事をしているのだろう」いつも感じます。 日常的にそんな苦労をしているのに、世間から記事のようなバッシングを受けていたらたまったものではありません。 過疎地でもある田舎で子育てしていると、地域から非常にちやほやされます。 出産の際は自治体からお祝い金が出たり、医療費は高校生まで無料だし、すでに子供のいる世帯は移住するだけで自治体から移住支援金、住宅購入の補助金、給付型奨学金が出るところまである。 地域のお年寄りたちは通学路の見守り活動も積極的だし、農作物をおすそ分けしてくれたり。 地域特有のおせっかいをウザイとさえ捉えなければ、「子供を第一にしてくれる」と感じるでしょう。 日本社会全体がそのような社会になってくれることを望みます。

都心回帰の流れは今またそのフェーズにあると確実に言えるでしょうね。 ただ円安状態が維持されて、ますます海外セレブが東京の不動産の値を吊り上げ続けると、中流層以下には住居コストの負担増が懸念されます。 もはや地方の学生は都内へ進学するのは難しくなって来ている。

ぜひ家事をまかせてみたいですね。 工場で使うなら、従来のアーム型ロボのほうが圧倒的にコスパはいいように思う。 世界シェア2位のファナック製の物だと、1台あたり200~300万円です。 ヒューマノイドタイプは、人の生活圏や、対人サービスの分野で需要があるのではないかな。 将来、自分の老後はこうしたロボットに介護してもらった方がいいかも。子供達にはあまり負担を掛けたくないです。

「イスラエルを批判することは反ユダヤ主義ではないと語った。」 ー そのとおり。 ただ、デモに便乗して露骨な反ユダヤ主義を訴える輩も多いから困ったもんです。 バイデン他、西側首脳陣も、ネタニヤフ首相に対して自制を求めているが、なかなか聞こうとしない。 イスラエル国民も既に7割以上が首相を支持していないようだが、今後はどうなるのだろう。

出産後もキャリア形成しやすくなって来ている事はいいことかと。 あと、年収格差婚がもう少し広まってくれた方が社会の格差は縮小されるんだけど。

礼儀は大切ですね。 私も子供の頃からずっと剣道をやってたので、試合の勝敗よりも対戦相手に敬意をはらう「礼儀」を重んじられて来ました。たとえ本音では飛び跳ねて喜びたくても、グッと我慢して最後の一礼をしなければならない。 オリンピックでもぜひ柔道の試合最後の一礼に注目してほしいです。たまに「礼」を忘れ、主審に注意されてる選手を見かけます。たとえ興奮状態であっても、それだけ相手への礼儀は重要とされているのです。 他の競技であっても、試合後は必ず握手したりもしますが、相手をちゃんと見向きもせず、形だけで済ます選手も結構います。 こういった些細な所作にも真のアスリートかどうかが垣間見えると思っています。 大谷選手がなぜ誰からも愛されるのかも、そうした礼節持った人間性から来るのでしょう。 私たちの日常生活もそうです。 例えば、コンビニの店員さんに一礼も無く、無言で商品を受け取り、次の入店客を遮ってまで足早に立ち去って行く人を見ると、それがハイブランドスーツを身に纏った有能そうなビジネスマンであっても、印象は悪く映ってしまいます。

地方で住宅施工の仕事をしていて、ここ数年感じる事は、育児に手がかからなくなった中高年世代の Uターン、Iターンが増えたなと思う。 この中には地方にも不動産を持ち二拠点以上の生活をしている高所得層も含まれ、最終的に地方に落ち着いたケースも多いです。 あと、若い世代でも子育てしやすい地方へ移住して来たという層も一定数います。晩婚化が進んでいるので移住のタイミングも30代後半以降が大半です。 このような傾向が強まると、必然的に20-30代の若者人口は減り、高齢化がより顕著になりやすいですが、都会から地方への高齢者流入が続く限りは、自治体は存続はして行くのかなと思ったりします。 人口を固定的に考えるのではなく、世代に応じて流動するものと捉え、うまくバランス取った社会をデザインして行きたいものです。

医療機関の口コミを見ると、物凄く主観的なことで低評価をつけてる投稿をよく目にします。 実際、普通の人はよほどその病院の治療に感謝した場合でもない限り、いちいち評価なんて付けませんよ。 グーグルマップの口コミはほぼ当てになりません。 それよりも実際に受診した人のリアルな評価の方が何百倍も有益なので、初めての治療で病院探しする時は、まずは周囲の人に聞くようにしています。 田舎だと医療機関に限らず、未だに近所の評判というリアル情報の方が根強いので、時間をかけてネットで探すより、その辺の知人に聞いたほうがタイパがいいという側面があります。

まったく同感です。 最近、外国人客の満足度も下がり出しているとの話も聞きます。 星野さんはいつも、業界の危機の時ほどポジティブに、好況な時ほど危機感を持って提言されるところは、感心します。

昨年、家族が入院した時、高額療養費制度の手続きもめちゃくちゃスムーズでした。メリットをもっと宣伝すべきでしょう。