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独学の達人が教える「歴史を学んでもどうせ意味がないよね」への究極の答え
Diamond Online
Horita Kanna経営コンサルティング
私も今大学で構造主義を学び、改めて歴史を学び直したいと思いました。 高校生の頃まで、私にとっての歴史はどれだけ記憶力があるかを図るツールというか、ある意味自分自身の学力を示す一つの指標でしかありませんでした。 しかし今、構造主義や社会構成主義の考え方を学ぶうちに、なぜそんなにも西洋の個人主義に行き詰まりを感じるのか分からず、個人主義から考えたいと色々な本を読み直したり、人と語り合ったりする中で、「歴史」を学び直しているんだとふと思いました。 読書猿さんがおっしゃる通り、現代社会に変化をもたらしたいなら、この現代社会以外の在り方が存在していた時代や人々を知らなければ新しいものは生み出されません。 現代に生きる私たちは、この歴史の連続性の中で生きているのだから過去の出来事とは決して切り離して語ることははできないし、その連続性が持続し、さらに多様な関わり合いを生むためにも歴史を学ぶ意義をかんじました。 必ずしも時代はコンピュータのアップデートのように既に最新が最高の状態だと私は思わないし、レヴィ=ストロースのレトリックを引用するならば、その過ぎ去った時代が残した「城」に含まれたもの、含まれなかった変換群を具に見ることこそが、歴史を学ぶことなのかなと思います。 「将来に希望なんてない」とニヒリズムに浸るのではなく、そもそも学ぶ意義が見出せなくてもとりあえず手足を動かしてみる「フッ軽」でいたいなと思います。
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