服部 良祐

「100日後に死ぬワニ」が最終回を迎えましたが、感動のラストだけでなく“ステマ疑惑”などでも話題に。SNSマーケティングの代表例とも言える本作の、炎上メカニズムとその実態について、印象論や主観でなくTwitterデータ分析から迫ってみました！

過剰なまでの訪日客であふれていた京都が今、新型コロナの影響でガラガラに。「35年に1度」とも言われる古都の観光異変が日本のインバウンド政策に突き付ける問題とは。京都在住の観光社会学者、中井治郎氏の迫真ルポです！

就職氷河期世代対策で叫ばれる、正規雇用化支援。しかし、あるロスジェネ女性は「正社員に戻るのが怖い」とつぶやきました。 数値目標だけでは見えないロスジェネ女子の抱えるトラウマと課題とは。ジャーナリスト・菅野久美子氏のルポです。

おひとり様、ソロ活……「孤独礼賛」系ビジネスが今、マーケティング的にも「古臭い家族像からの脱却」といった社会的な文脈でも、支持を集め広がっています。 しかしそこには「孤独な人」が直面している不都合な現実から目を背けさせようとする、自己啓発・不安ビジネスの不穏な影も。評論家・真鍋厚氏が斬ります！

新型コロナウイルス関連で取り沙汰される「マスクの品薄・買い占め」騒動。「あおられる」消費者心理の裏側にあるメカニズムとは？　社会心理学の見地から迫りました！

脱24時間が叫ばれるコンビニ業界、では実際に時短にしたらどうなったか？ 客の苦情は？　売り上げ・利益率は悪化した？　それでもなお24時間営業は、コンビニの絶対の「売り」なのか？ 　 24時間を止めたセブンイレブンのある店舗の営業風景に密着し、売上の変化まで分析したジャーナリスト北健一氏のルポです。 経営層インタビューや広報発表のみに頼った「上から目線」の取材では見えにくい、オーナーたちの生々しい奮闘と現場のリアルが浮かび上がります。

「棄てられ潰された世代」ロスジェネ。 ブラック企業で過労、セクハラ（拒絶したらクビ）といった女性特有の苦痛を受け一時引きこもり状態にまでなった女性のルポです。 金銭やキャリアだけでない痛切な、「喪われた物」がここから浮かび上がります。ジャーナリスト・菅野久美子氏の連載です。

新型肺炎関連で「関空から症状のある中国人が脱走」デマがTwitterで拡散した事件、そのメカニズムにSNSデータ分析で迫りました。 海外SNS発の“輸入型”デマのためTwitterで真偽の確認が遅れた事、一部サイトの「デマツイートをコピペしただけの悪質記事」が拡散させたようです。 今回のデマを巡っては新聞社やBuzzFeed Newsといった報道メディアが実際の取材を踏まえ「事実無根である」とデマ拡散防止の記事をいち早く発信しています。それでもデマがある程度拡散した背景に、SNSユーザーのリテラシーだけでなく、悪貨が良貨を駆逐するメディア環境の問題点を痛感します。

24時間営業取りやめなど劇的な転換を迫られるコンビニ業界。 その発端となった「オーナーたちの反乱」にジャーナリスト・北健一氏が迫ります。 今回はコンビニおでんを騒がせる無断発注・発売中止の裏にある、ビジネスモデルの限界を斬りました。

海外オークションで日本のマンガ・アニメの原画やセル画が高騰しています。 「ジャパニメーションが世界でブーム」ということだけでなく、かつての浮世絵のように、実は貴重な文化資料の流出でもあるのです。 アニメ・映像ジャーナリストの数土直志氏が迫ります！