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なぜアマゾンは「レジなしスーパー」をあきらめたのか…最先端システムが「話と違う結果」になったワケ
PRESIDENT Online
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
米Amaonがレジレスシステムを諦めたわけ、という記事。 記事中はシステム的な問題のためと言う話が出ていましたが、実際はレジレスシステムを諦めたわけではなく、単に自社店舗への適用には向いていないと判断し、既存店舗への適用は見送っているもののJWOシステムの外販は続けており、その数も順調に伸びているということのようです。 でもなんでその差が生まれるのか?もしかして自社では儲からないから他社に押し付けてるのではないか? そんな疑念も浮かびますが、実はこのJWOシステムは立地に強く依存することが分かっています。というのも、同列システムのCloudPickやZippin、日本のTouchToGoなども含めてその適用範囲を見ると、以下の条件を満たすところに限定されていることが分かるからです。 ・小規模店舗で商品点数が絞り込める ・顧客は急いでおり、購入商品点数が少ない ・1日のうちの繁閑の差が激しい 空港や駅近のコンビニ、大学やスポーツ観戦施設など、多くのJWOシステムはこうした条件を満たしている範囲で増え続けており、顧客からも評価されています。つまりJWOシステムそのものをAmazonは否定しているのではなく、AmazonFreshのようなSKU数が多い大規模店舗には向いていないと判断しただけだといいうことです。 企業ビジネスとして考えれば真っ当な判断でありますし、amazongoとしてのJWOは終焉を迎えても、AmazonのJWOシステムとしては今後も増えていくのだと思います。
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なりすまし広告蔓延、「デジタル押し売り」にはもううんざりだ~ネット時代の最善のマーケティング戦略は広告からPRへ
現代ビジネス
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
広告業界が陥る「単価の罠」とそれが引き起こす「痛み」とその変革、と言う話。 TVやラジオの広告は「マスである強み」を生かしたビジネスだったと思います。そして昭和において広告は「話題の1つ」としても機能しており、見る側にとっても価値がある情報の1つだったと言えるでしょう。 これがバブル崩壊後に中間層が破壊され、みんな平等から個々の時代へと突入するとこのモデルもまた限界が見えてきました。そこにインターネットやiモードが登場し「ネット広告」と言う市場が生み出された結果、TV・ラジオなど既存メディアができなかった「個々人へのアプローチ」と「効果測定」が可能となったことで爆発的に広まったと記憶しています。 ただ「広告の売上でコンテンツを創る」と言うビジネス構造こそ同じものの、当然マスメディアとしての機能は衰え結果として単価が下がります。こうなると数を打つしかなくなるので、しつこいぐらい沢山の、そして広告単価が高いものが優先して押し寄せることになります。そしてこれはネット広告の強みを全て打ち消し、結果として「広告=見たくないもの」と言う印象を消費者に植え付けることになりました。広告ビジネスの構造が変化しない限り、この状態は今後も継続するものと思われます。 そしてこうした既存メディアが揺れ動く中、第三極として「リテールメディア」が産声を上げようとしています。より消費者に近い店舗側を軸として、スマホアプリや店頭サイネージなどで直接消費者に訴える仕組みです。この記事で言うPRに近く、可視化が容易で訴求力が高いことから米国ではウォルマートを中心に躍進、日本でもその取り組みが始まりました。 今度こそ本来の意味での「広告」を取り戻してほしいですね。
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新紙幣対応、頭痛の種に 県内飲食・小売店などのレジ、券売機、自販機
山形新聞
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
新紙幣対応でコスト増、小売業や飲食店などが苦慮 新貨幣は偽造との闘いであり避けられないものではありますが、それの影響は少なくありません。古い紙幣を知らない人が現金受け取り拒否することもありますが、一番大きいのは何と言っても「現金支払機」。レジや自販機など、お金を機会が計算するものは全て該当します。 最近のレジは有人レジ・セルフレジに関わらずその多くにこの支払機が搭載されます。これは違算を防ぎ貨幣管理を容易にする便利なものですが、反面「読み取れない新貨幣」になると機械そのものの交換が必要になります。ソフトウェアで対応できそうなものですが、新貨幣はそうした古い技術で読み取れない(偽造できない)新技術を取り入れているので機械自体を変えなければいけないのですね。 もちろん交換できるに越したことはないのですが、コストが新車1台分強とそれなりにかかるため非常に負担が重いものとなっています。特に自販機はその台数の多さから負担も非常に大きく、敢えて更新しない(新新500円硬貨が使えない自販機と同じ状態)と言う選択肢も十分にありえます。キャッシュレスが増加している昨今では、キャッシュレス機は敢えて更新しない、もしくはキャッシュレス端末を導入して対応する、と言う選択肢も見えてくるでしょうね。 古くは500ウォン硬貨(500ウォン硬貨をアレコレすると旧500円硬貨(当時から見ると初めて世に出た500円硬貨)を偽装することができた)で悩まされた自販機業界ではありますが、この時の経験から「安定するまであえて新しくしない」選択をする業者さんもいます。悩ましい所ではありますね…。
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飲食店悩ます現金コスト 大分からあげ、小銭削減に知恵 - 日本経済新聞
日本経済新聞
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
キャッシュレスの手数料が話題になっていますが、現金も実は手数料が必要です。ここ最近は金融機関における小銭の取扱手数料(入金や両替)が無料から有料へ、もしくは大幅値上げされており、単価が千円以下の小売・飲食業では問題になっています。 これらの手数料を回避するため千円に売価を統一するラーメン店などもありなかなか涙ぐましい努力を強いられておりますが、大分からあげさんでは「会計時にお釣りが発生しない場合はポイント3倍増額キャンペーン」を1か月限定で実施すると言う新しい「現金管理コストの削減アイデア」を実施したそうです。キャンペーン自体は「お釣りが出ない金額で支払った場合は通常1ポイントのところ3ポイント付与します」というものです。このポイントは10ポイントで100円の値引になるので、そうとうオトクな話だと思います。 もちろんこのキャンペーンは好評で、扱う釣銭の量は約1/3に削減され、それに伴い手数料だけではなくレジ管理コストも削減されたとのこと。釣銭間違いによる違算金の発生も抑えられることでこれまで見えてこなかった現金管理コストを削減することに成功しているとのことです。 お店側としては両替金の準備が最小限に抑えられ、お客様としては得をする。これは一挙両得なアイデアですね。
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セブン-イレブン、「QRコード読取式レンジ」のテスト拡大 商品ラベルを読み取り→加熱時間を自動設定
ITmedia NEWS
「盗んでやろうという気満々」肉の無人販売所で段ボール箱を持って大量窃盗!大胆かつ卑劣な犯行の一部始終
TBS NEWS DIG
無人決済のコンビニはアリか?Surfvoteの意見投票では54%が「一部コンビニだけに導入してほしい」と回答。地域や時間などに応じて柔軟に有人店舗、無人店舗を設置してほしいという回答が目立った。
PR TIMES
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