• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

農林中金が1兆2000億円の資本増強を検討、債券含み損で-報道

266
Picks

AI要約(β版試験運用中)

  1. 1
    農林中央金庫が総額1兆2000億円の資本増強を検討していると報じられた
  2. 2
    運用収支が悪化し、今期には5000億円超の最終赤字に転落する見通し
  3. 3
    資本増強に関しては後配出資で7000億円の出資を受けるとともに期限付き劣後ローン5000億円を調達し、過去の永久劣後ローン7000億円は償還する内容で9月ごろまでの合意を目指す
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

    債券関係の含み損をいつ処理するかのタイミングの問題で、農林中金さんに焦点が当たってしまっただけのように思います。
    メガバンクさんでも、2022年度中または2023年度中に、外国債券投資の関連で数1000億円規模の売却損失を計上しておられます。
    2021年ころまで続いた世界的な金融緩和、債券利回り低下の影響で、農林中金さんのように、傘下の協同組織金融機関から余資を集中して預かり運用する系統中央機関は、少しでも高い利回りを求めるグローバル投資をして来ました。
    外債、国内債を問わず、デュレーションの長い資産構成の金融機関は、金利上昇局面で評価損や実現損が生じます。「金利ある世界」とは、こういうものなのです。
    内外金利差による円キャリトレードは絶対もうかると信じておられる方、為替リスクのみならず、マーケットリスクにもご注意ください。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ダイヤモンド(金)→日経(土)と、報道が拡大している。

    昨年の包括利益(純利益より下で、純資産の期末・期初の差分)では前年比で9000億円ほどのマイナスになっている。ただ包括利益は、BSの差額であって、単年度での差額は発生していても、まだ資産として保有して、それを実現させるわけではない(でも潜在損益はある)というもの。
    それを、いったんは損失として認識・確定させるということ。

    米国の金利上昇で、主に米国の債券価格が安くなったことに起因しているのだと思う。
    下記の2023年3月期のディスクロージャー資料の7ページに運用の状況が記載されていて、国内債券16%、海外債券36%、株4%、海外クレジット43%という内訳。通貨ではドルベースが49%。
    ただ、例えば下記の米国債ファンドは、米国債下落があっても円安によって円ベースではプラス。農中の調達の大部分は円で、円高外貨安に対してのヘッジは必要な気がするが、円安外貨高メリットはそのまま取れるようにしてもいいはずで気になる点。
    https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C0009B54

    農中は、規模は極めて大きいが、特殊な金融機関。バーゼル規制のどこまで対象になるかを読み解いていないが、ググると金融庁資料が出てくる。
    ただ、メガバンクに比べて、金利リスクを圧倒的に大きくとっていて、それが今回報じられている損失の背景(なぜ農中なのか)。

    農中の純資産は2023年12月末時点で5.4兆円だが、これは包括利益の影響をすでに受けている。今回の損失を確定させれば、純資産の「その他有価証家評価差額金」→「利益剰余金」に付け替える感じだろう。
    そしてそこに資本増強をする。

    こういう時のXはすごく、下記あたりも参考に。
    https://x.com/hararan_2010/status/1791660822701412826
    https://x.com/fstora/status/1791717102279401773

    ダイヤモンド:https://newspicks.com/news/9995824
    日経:https://newspicks.com/news/9996607
    農中IRページ:https://www.nochubank.or.jp/ir/


  • badge
    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    「米金利高に伴って米国債などの運用収支が悪化し」 (@@。
    直近のバランスシートを見ると、農林中金は、20兆円弱の貸出金に対し、40兆円もの有価証券を抱えています。農林中金の役割として、これは如何なものかと思います。
    それはそれとして、デュレーション(資金回収までの平均期間)が仮に10年とすれば、長期金利が1%上がった場合、債権の含み損は1割程度出る勘定です。
    そうしたリスクを避けるため、資金の調達期間と運用期間を合せることと、運用する通貨と調達する通貨の種類を合せることは、仲介金融機関にとって基本中の基本です。「金利上昇で米国債などの運用収支が悪化し」ということは、金利の低い短期の資金を使って利回りの高い米国債等を買っていたということか (・・?
    ドルの長期金利も欧州通貨の長期金利も3年前と比べると3~4%上がっていますから、外貨投資額の3~4割を当該通貨建てで失って不思議は無いですが、円安が急速に進んでもいますから、仮に円で調達してドルで運用していれば、為替差益も相当な金額に上るはず。察するところ、たぶん、通貨のバランスはそれなりに取って、長短ミスマッチを許容して利鞘を抜いていたということでしょう。長短ミスマッチのリスクは、運用対象が円建ての日本国債でも変わりません。
    運用する外貨と調達する外貨のバランスを基本を守って忠実に取り、資金の運用期間と調達期間を合せている場合でも、外貨資金の本源的な調達力が弱い邦銀等が長期の外貨運用をすること自体、かなり大きなリスクです。運用先に困って資金の大半をこうした債券運用に回す農林中金は、何を目的に傘下の組合から資金を集めているんだろ。不思議な存在ではありますね (^_-)-☆


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか