タブレット普及で使わなくなった小学校PC室、図書スペースに「変身」 京都府南丹市、全小で改装
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人間の集中力は僅か8秒程度と、金魚の集中力(9秒)を下回ることが、しばらく前に話題になりました。デジタル時代における注意力の問題に対する対策の一つとして、読書を推奨することは大いに意義があると思います。
読書は、一つの活動に長時間集中することを必要とします。本を読み進めるには、ストーリーや情報の流れを追い、理解するための持続的な注意力が求められます。これにより、短い時間での情報の断片化に慣れた脳が、より長いスパンで集中力を維持する能力を鍛えられます。また各種研究によれば、定期的な読書は集中力と注意力を改善する効果があると示されています。
加えて、読書は、理解力、記憶力、推論力など、さまざまな認知機能を活性化します。特に物語を読むことで、脳内の複数の領域が活発に働き、全体的な認知機能の向上に寄与します。
スマートフォンやタブレット、コンピューターの多用は、短期間での注意力散漫を助長します。これに対して、読書はデジタル機器とは異なり、静かで内省的な活動です。読書のデジタルデトックス効果を通じて、子供たちの総合的な成長が図れることを期待したいですね。コロナの時に、ちょうど1人に一台のiPadが配布されました。そのためか、わざわざパソコンを触りにいくことがなくなり、パソコン室が確かに使われなくなりましたね。これも時代の変化を感じます。
図書の部屋はもともとありますが、デジタルで見る機会が増えると共に、絵本に親しむ機会が減らないように図書の時間があります。
本に対してパッと見るだけでは、背表紙だけだと惹かれない一方で確かに本が表紙が見えることで子供達が惹かれていくことを感じます。
本をもっともっと読んでほしいので、図書館に行く機会や図書の時間、また親による読み聞かせの時間もありますが、アナログでの本に触れる機会が増えるとよいなと感じています。