サウジ巨大都市構想「ネオム」 立ちはだかる現実の壁
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注目のコメント
「何千台ものトラックと掘削機が毎日24時間の稼働を数週間続け、サウジアラビアが進める世界最大の建設プロジェクト「ネオム」の予定地で何十万立方メートルもの砂をどかした。捨てられた砂は巨大な山となり、幅は数十メートルに伸びていた。だがそこは、紅海へ通じる水路の工事予定地だった。
トラックと掘削機は再び作業に取り掛かり、捨てたものを再びすくって近くに新たな砂の山を築いた。」
↑砂漠の中に都市をつくるのだから、砂が積もります。
サウディアラビアは、リヤードとかジェッダを含め、どの都市も砂嵐に頻繁に見舞われますが、何とかできるだけ砂嵐が少ないところに人が住むようにしてきました。
何千年も人が集落すらつくらなかったような場所は、それなりの理由があります。
「高さ500メートルのビルのライン」は、仮にできたとしても、連日砂嵐に見舞われるでしょう。
人の話も聞かない王侯の思いつきで経済を動かすなど、破滅的なことです。