自分でまき割り放題、持ち帰りも好きなだけ 伐採の廃材活用、売り手と買い手の両方得に
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以前Pickした、自分で野菜収穫し放題サービス(リンクは以下)と似たようなコンセプトのビジネスだと感じています。
「顧客の労働力化」×「サブスク」×「(できたら)廃棄物の有効利用」の組み合わせをヒントとして、考えられる新規事業が他にも色々とありそうです。
一方で、「顧客の労働力化」は、その顧客体験に新鮮さや特別さの要素がないと魅力的に思われにくいですし、「廃棄物の有効利用」で使われる廃棄物は、生産活動の状況によって量が左右されます。
よって規模化してこのサービスがどこにでもある状態をつくりだすことは困難であり、大きな会社の主要収益源にはなりにくいビジネスだと思います。
「月定額で多種類の野菜を収穫し放題!SDGsに貢献するサブスクリプションサービス「はたけビュッフェ」5月上旬に埼玉県さいたま市と愛知県岡崎市でオープン | 株式会社ノーティストのプレスリリース」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000139123.html私の住む信州でもこういった間伐材を提供している林業者さんは多いです。
自治体でも土木工事で出た丸太を、軽トラ一杯数千円とかで提供して毎年多くの薪ストーブユーザーが持っていきます。
(我が家では一冬越すには軽トラ5杯分くらい必要です)
薪割り機も活用しますが、焚き付けにはさらに細かく割った方がいいので、昔ながらの手斧やナタも使います。
暖房費を浮かせられて、体も鍛えられて一石二鳥です。
近年はカーボンニュートラルの観点から木質バイオマスの利用も注目されていますが、これはちょっと怪しいんじゃないかな、と個人的には感じています。
実際、森林資源の豊富なフィンランドが木質バイオマスも再生可能エネルギーに含めるべき、と主張したら「森林破壊につながる恐れがある」とEU側から却下されたとのニュースを以前に聞きました。
日本も江戸時代ではハゲ山が多かったと聞きます。
今の1/4程度の人口でも木材がカツカツだった事を考えると、代替エネルギーの候補としてはあまりに心もとないです。
やはり燃やしてしまうよりは、建築や家具などの素材として活用し炭素固定化する方が有効でしょう。
今は日本で使う木材の6割を輸入に頼っている状況。
自給率を上げて国内林業者にもっとお金が落ちるようにしなければと思います。