世界のネット通信量の半分はボット、攻撃による被害は年間10兆円
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サイバー攻撃にボットが活用されていることは周知の事実ですし、ボットのトラフィックが増大することによって、分析データが歪んでしまうことも懸念点です。
新しい技術、攻撃の登場は、また新たな対策ソリューションを生み出します。今後はよりAPIセキュリティに注目が集まるように思います。ボット、つまり自動アクセスを行うためのアプリケーションのトラフィックが過去最高になっています。
背景には様々な情報取得や攻撃などを自動化プログラムで行うことで、情報収集や悪意ある情報取得がネットワーク上で全て完結する世界になりつつあるからでしょう。
また、ボットはPCからだけではなく、プロセッサを持った機器(アクセスポイントやルーター、ゲーム機など)にも送り込まれ動作することもあるため、自分は攻撃していないと思っていても攻撃主になっている可能性もあります。
今後もボットによる通信は増加していくでしょうし、悪意あるボットも巧妙化していきます。
自宅など通信が遅くなった際にはボット被害を疑う、スマホやPCなども含め、アップデートをきっちり行うなどの対策を各自が行うことで少しではありますが、このようなトラフィックを減らすことができます。