「UFOは毎日飛んでないから!」 オカルト雑誌『ムー』、45周年を支える「ノンフィクション」へのこだわり
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かつてなかった精巧なフェイク映像も簡単な時代にロジックだけではリアルな不思議で説得できない時代だと思いますね。
むしろ日常にオカルトが発生する時代ではないでしょうか。
ムーは学生時代に創刊されて懐かしいですが、当初はマニアックでエッジが効いた雑誌でした。
地球の歩き方もNYCを買って初めての海外旅行へ行って思い出ありますね。海外から公衆電話でコレクトコールかけた時代ですね。
注目のコメント
雑誌が元気だった頃のマインドを感じますね。その理由は次の一言に尽きるかと。
オカルトリテラシーの高い人たちが、『ムー』という媒体を読者として支えてくれている
パッケージ商品として成り立っていた頃の雑誌は、ムーに限らず、読者と編集部で暗黙の了解がありました。例えばオカルトをオカルトのまま受け入れる前提があった。
ネットはどうだろう。記事、コンテンツがバラ売りされるようになり、全員に通用する前提はなく、フィクションかノンフィクションか、誰もが誤解しないように発信しないといけない世の中になりました。わかるひとにはわかる冗談はもはや通じない、といいますか。
読者と編集部のつながりが強いから成り立っている。我が身を振り返り、勉強になりました。「創刊のきっかけは、学研が発行していた『中学1年コース』などの「学年誌」」
あまり覚えている人もいないと思いますが、学研は「学研の科学」のアップグレードパスとしてこの「コース」以外に実は「Utan」という科学雑誌を持っていました。科学雑誌ブームの時代ですね。
ところがこのUtan、オカルトなど科学とは言い難い「中高生が興味のありそうな話題」に比重を移した結果迷走し、結局廃刊。学習研究社という社名でありながらポピュラーサイエンス誌を育てることには失敗したわけです。
他方で初志貫徹したムーは今も健在とは、何とも可笑しい。