Louvre Considers Moving Mona Lisa To Underground Chamber To End ‘Public Disappointment’
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「モナリザ」を現在の展示室からルーブル美術館の地階に新たに建設する専用の展示室に移動するという構想が現館長が主導するルーブル拡張計画の一環として検討されているという話。
有り無しでいうと、これは有り。現在モナリザが展示されている部屋は本来は16世紀ベネツィア絵画の展示室で、モナリザは時代的には合っても作品のカテゴリは異なる。そして見学者が大挙するため同じ部屋の他の作品をまともに見学できない状況になっている。
既にある他の部屋に移したところでその部屋の展示作品と衝突する事に変わりは無いので、専用の部屋は必要でしょう。
この構想は現在のガラスのピラミッドの入館口に加えてルーブル宮殿の東端に新たな入館口を建設する計画とセット。この新たな入館口から入館した見学者はまずモナリザを見学し、続いてミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、フランス絵画の大作と見学者が殺到する見所が一本の導線で繋がるはず。
このルーブル美術館拡張計画、現在の予算見積もりが5億ユーロ、現在のレートで800億円ほど。おおう。