日銀、国債購入縮小の方法検討 事実上の量的引き締めへ移行
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日銀の国債買入れ額の減少が、保有残高の減少につながるかは、微妙なところなので、要注意です。日銀が国債の買入れ額を少し減らしたとしても、保有国債の満期償還額との関係で、残高が純増になることはあります。現に、3月末の保有国債残高は前年同期比で9兆円増えていて、東日本大震災のあった2011年ころの保有残高純増ペースです。
もし、保有残高を減らしていくのが日銀の方針ならば、FRBやECBが行っているように月々の満期償還額との関係で買入れ額をいくらにするという金額を示していかないと、国債市場は大混乱します。あのバーナンキ議長が2013年5月のテーパータントラムを強く後悔していることは、プロであれば、わかっているはずです。
注目のコメント
植田総裁は以前から国債市場の機能回復を重視するお考えでしたから、予想通りです。
YCC修正時も毎月6兆購入は続けるとしたものの、長期金利を抑えるという文言は意図的に使っていませんでした。
前回の情報駄々洩れを踏襲すれば、このように事前に漏れてくる情報は実現の可能性が高いでしょう。マイナス金利の解除の時もそうだったけど、日銀はマーケットの反応を恐れて事前に情報をリークしすぎ。この姿勢で足元を見られて、為替は反応せず円安トレンドのままで推移している
想定通り。
このタイミングで介入か?
個人的には、円安で経済政策というのを止めるタイミングだと思う。
自国の通貨が安くなって喜ぶ時代は過ぎている。
現に米国の製造業から、ドル安にしろなんて声は上がらない。
自民党政権下で、巨大な寄付金を出しているところの言う事だけを聞いてきた結果だと思う。
これ以上の円安は、国民生活を壊してしまう可能性もある。
日本の製造業は、安易に為替で利益を出すなではなく、性能とサービスで勝負出来るはずだと思う。
そろそろ頭を切り替えないといけない。
遅過ぎたかも知れないが。