トヨタ、中国でテンセントと提携 若者にアピール
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- 1トヨタ自動車は中国の大手企業、騰訊控股と提携し、若者向けのテクノロジー搭載車を中国で発売することを発表
- 2中国市場向けの新型バッテリーEVを2モデル披露
- 3中国で製造した乗用車にテンセントの技術を搭載し、ビッグデータや人工知能を活用したサービスを提供する
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単なるEVではなく、「ヒト×クルマ×ホーム」のスマート・エコシステム戦略の重要な一部としてEVを発売したシャオミ。スマホ・EV・スマート家電の共通OSであるXiaomi Hyper OSも同時に発表。ファーウェイもOSやエコシステムから攻略しようとしています。中国勢が次元の違う戦いを見せているなか、トヨタとしては中国ではスピードを買うためにファーウェイのプラットフォームを一部活用する戦略にシフト。北京では、ハードとしてのEVには数年後には収益は残らない(OSやプラットフォーム、重要部品などにしか収益は残らない)、ハードで収益化や量産化を実現できるメーカーは少数になることが予想される展開です。
注目のコメント
トヨタがテンセントと中国国内で提携すると発表されました。「若者の間で高度なテクノロジーを搭載した車の人気が高まっていることに対応する」とのことで、どんな車ができるのかかなり楽しみです…!
中国ではシャオミやファーウェイといったIT企業がEV事業に参入してきています。彼らはトヨタのような既存自動車会社、テスラやBYDのような新規EV会社とは違う第3勢力になる可能がある。
現在EV市場は停滞しているが、電動化の流れが未来永劫止まるということではないし、将来のEVはSDV(Software Defined Vehicle)と言われるソフトウェア主導のクルマ作りが進むだろう。自動運転もその流れの上にある。
今の中国は確かに問題ありありだが、自動車産業は20年、30年先を考えないといけないし、中国がいつまでも今のままとも限らない。なにより中国市場でクルマが売れなくなるとさすがのトヨタも辛い。トヨタとしても彼らと関係づくりをしていくことは重要だし、将来は彼らの考えたクルマを受託生産することもあるかもしれません。