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イラン人ラッパーに死刑判決 抗議デモ支援の楽曲制作

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    イランは、毎年少なくとも200、多い年だと1000近くは死刑が執行される国です。
     2023年は853と多めでした。
     2023年もそうでしたが、例年、半分近くは麻薬の密輸、販売に関わる罪です。
     イランの麻薬の蔓延は、日本ではちょっと想像がつかないくらい深刻で、国内最大の問題といってもいい状態です。
     ただし、隣国のアフガニスタンでの麻薬中毒者の数と有様に比べれば、はるかにましといえるものです。
     サウディアラビアなどもそうですが。中東諸国の麻薬の蔓延は年々ひどくなっていて、それだけで滅んでいきそうなくらいです。

    次いで多いのは殺人罪での死刑です。
     2023年は、少なくとも何十人かは、体制への抗議活動参加者が処刑されています。
     容疑が何だったのか、内乱か、麻薬か、殺人か、何の容疑での死刑だったのかは公開されていない場合が多いのでよくわかりません。
     裁判で死刑判決が出て処刑されたケースよりも、路上や村や町などで革命防衛隊傘下の部隊に射殺されたケースの方がはるかに多いでしょうが。

    このラッパー、トーマジ・サーレヒの場合、2022年に抗議活動に参加した容疑で懲役6年の判決を受けて服役中でした。
     その後、反乱罪と「誤ちを広めた罪」(これはイランでは広く適用されますが、政治的、道徳的煽動、体制批判などが該当します)で有罪となり、今月死刑判決が出ました。


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    パブリックアフェアーズ・コンサルタント

    本件判決と経緯については、CNNも報じています。

    CNN「デモ支援のラップ歌手に死刑判決 イラン」
    https://www.cnn.co.jp/world/35218293.html

    タイミングが重なる形で、22日に米国の国務省がイラン、アフガニスタン、ミャンマー、中国などにおける人権抑圧状況について報告書を公表しました。

    この報告書のうち、イランに関する報告の冒頭を一部機械翻訳します。

    ●イラン・イスラム共和国は、すでに人権に対する厳しい制限を強めていたが、この年は多くの分野で悪化した。女性は引き続き差別に直面し、服装の強制を強化した結果、市民的不服従行為につながった。この年、合計798人の市民が処刑され、2022年から37%増加した。2022-23年の抗議行動に関連して拘束された約22,000人を含む一部の政治犯は、一般恩赦の一環として2月に釈放されたが、その多くは罪の告白と称する署名とさらなる抗議行動への不参加を約束させられ、恩赦の一環として釈放された者の多くは後に再逮捕された。

    2023 Country Reports on Human Rights Practices: Iran
    https://www.state.gov/reports/2023-country-reports-on-human-rights-practices/iran/

    この米国務省人権報告書について、JETROも報じていますので貼付します。
    https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/04/ce7b92ab4da90738.html

    米国政府は人権保護を安全保障を強化する要素としており、バイデン政権はウイグル強制労働防止法を成立させ、新疆ウイグル自治区で生産された製品の輸入を原則禁止しています。

    人道的観点から、またビジネスの観点からも、各国での人権抑圧状況は注視していかなければなりません。


  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    死刑に見せしめ・抑止力としての効果を説く人は確かにいます。
    但し、その残虐性だけでなく、過ちの際にカバーできないという点なども鑑み、日本では死刑判決があるのは殺人や放火など人が死んだ、ないし人が死んだとして何ら不思議は無かった事案が中心です。例外的には外国政府・外国軍などによる日本への武力行使などを想定した外患誘致罪など、戦争を引き起こして無関係の方が多く亡くなることが読めている犯罪事案に限ります。

    確かにその国の政府には都合の悪い事案というのはあります。

    他国に引き取らせて、もうイランには干渉しないなどを条件に、国外退去処分とするなどの選択肢はあっても良いように思います。


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