ベネッセアートサイト直島から探る、「場のウェルビーイング」
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直島はベネッセさんの草間彌生さんのアートが有名です。
が、実は三菱マテリアルの工場もあり、平日は見学可能ですので、ぜひ大人の社会見学へ。
直島近くの島は過去はゴミ捨て場になっていたので三菱マテリアルのリサイクル工場もあるという島々の歴史的背景も知れます。
https://naoshima.net/experience/mitsubishi/>『自然を保護する』『景観を守る』といった具体的な目標は他地域でも見られますが、さらにその先にある目的が描かれていなければ、なかなかまちづくりは前進しません。『よく生きる」という上位概念が共有されていることが、直島の特徴なのだと思います。
まちづくりにもパーパス発想が必要ということですね。
私が最初にベネッセハウスにお邪魔したのは20年前のことでした。日経おとなのOFFで複数ページに渡って紹介されていて、これは行かなくてはと思い、足を延ばしました。秘密の扉(?)を通って別館に繋がるケーブルカーに乗った時はどきどきしたものです。当時はまだ今ほど周辺施設は充実していませんでした。
しかし、それ以降訪れるたびに島全体が変化/進化を遂げていて驚くばかりです。今後更にどんな姿を見せてくれるのか、楽しみでなりません。実際に新しい土地へ引っ越しした際に、自分自身の新しい発見や、気づきを得るためには「場」という要素はとても重要だと思います。記事の中でもあるように、「自分の状態」「他者の状態」「場の状態」が円を描くための起点として場の役割や考えるポイントがあると思います。今回は直島を舞台としてそうした可能性を示唆していますが、直島が一つのモデルケースとなりこうした取り組みが増えていくことを期待したいです。