マクドナルドは気がついた。客が求めているのは大きなハンバーガーであることに
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昔マクドナルドが肥満を増長するとして非難を浴びていた。マックはまたしても過去の失敗を繰り返すのか。顧客が望むからと言って「大きくて、より満腹感のあるタイプのハンバーガー」を販売すると痛い目に遭うのではないか。歴史は二度繰り返す。一度は悲劇として二度目は喜劇として。今回は「メニューからサラダをなくした」と書いてあるからさらに健康に良くないメニューになるのだろう。
以前スーパーサイズ・ミーという映画があった。これは監督?が自ら3食をマクドナルドで済ませサイズは必ずスーパーサイズを頼むといもので結果1ヶ月(2ヶ月?)でドクターストップがかかった。また同じ映画ができるかな?
注目のコメント
この記事だけを読むとマクドナルドの迷走ぶりが鮮明になっている気がしています。
あくまで私が知る国内に限った話かつ個人的な印象ではありますが、「バリューセット」や「100円マック」古くは「80円バーガー」など、基本的に廉価ラインで攻めてきたマクドナルドだからこそ、私たち消費者側が描くブランドイメージも「早い、安い」であって、プレミアム感を求めにいく先としてのポジショニングは出来上がっていなかったのではないでしょうか。
景気の回復に伴ってファーストフード業界もプレミアム化が進んだ中で、マクドナルドもプレミアム商品やラグジュアリー感を売りにした店舗展開もしてきたわけですが、強すぎるそのイメージは抜け切ることがなかったのだと想像しています。
とくに低価格帯→高価格帯のリ・ブランディング(ブランドの再構築)は、かなり思い切った戦略を取らないと達成できないのが通例のように思っています。例えば、100円ショップのDAISOが全くの別ブランドとしてより上位のStandard Productを展開したように、既存のブランド色は全く見せない(安いイメージに引っ張られない)工夫を施すなどは良い例です。
マクドナルドという廉価ブランドの傘下でプレミアム商品が展開されることは、ある意味でブランド間に矛盾が発生している状態でもあって、そこには無理・違和感があったのだと思います。その観点では、「プレミアムではなくて、大きさだ」という一見開き直ったようでもある方向転換は、好機をもたらすのかもしれません。かつてマクドナルドがリリースしたヘルシーな「サラダマック」は売れ行きが悪く失敗に終わった事例があります。
これは、人々が口では健康志向を求めているように見えても、実際にはマクドナルドに求めるのは背徳感溢れるジャンクフードであるという本質的なニーズがあることを示していました。
ビジネスにおいては、表面的な声やデータを鵜呑みにせず、消費者の真のニーズを深く理解することが重要だと、当記事を読んで改めて思いました。