「400万円奥日光ツアー」申し込みゼロ 富裕層向け、値下げや期間延長も売れず 県、販売遅れやPR不足が要因か
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400万円で売れないから焦って290万円にディスカウントするのは悪手では・・・?
そもそもお金持ってる海外のお客さんは値段の高い安いは動機じゃなくて、本当に行きたいと感じたら高くてもお金は構わず落とします。
むしろ値下げしたことで、内容はその値段なりのものだと思われた可能性も大。
値引きはせずに、認知度やツアー内容を今一度見直したほうが良かったかと。
注目のコメント
地方行政の主導で実施した富裕層向けの企画が成功した事例はこれまでもほとんどありません。そもそも予算主義の人たちにとってマーケティング活動は無理ゲーです。売れなければ値下げすると言う判断しか出来ない時点でアウトだと思います。ダメなPDCA(P:Plan、D:Delay、C:Cancel、A:Apologize)サイクルの典型的なパターンです。
先日、栃木県の某町の首長も、「これから、1人何百万と払うインバウンドに来てもらうんだ」と言っていた。栃木県でこういう考えが流行っているのかもしれない。
まあ、本当にその価値があれば払いたい人たちは確かにいるから、諦めなくても良いとは思いますが、ちょっとした高級旅館くらいでは桁が違っているのでしょう。その価格に見合うよほどのサービスがないと無理で、見込みが甘かったのでしょうね。奥日光だからと言って、なんでもイケるわけではない。シーズありきの無駄骨でしたね。
ターゲットとする富裕層の消費行動を徹底的にリサーチするか、熟知したエージェントを活用するべきと思うが、そもそも国の補助金使ってそんなことする意義はどこらへんにあるのだろうか。
素直に考えると、行政組織の中で一発名をあげたい人達がイケイケでやっちゃいました、というところ。