三菱UFJ「根回しやめます」 メガバンクが会議改革
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毎回自動的に根回しをする必要はないです。また根回しで事前に合意を取り付けるというよりも参加者の関心事を把握すことが大事です。
わざわざ会議の前に、読めばわかる資料を役員などに対して、部長、次長、担当を入れて読み合わせをする所謂「ご進講」こそ大企業の無駄の極みです。意思決定のスピードは企業変革のスピードと比例する、といろんな業態の、いろんな業界順位の会社さんとお仕事させていただく中で思う。
案件がまとまる期間も、契約書の締結一つをとっても、実際に案件が始まってからも含めて、同じ意思決定が数日で終わる会社さんもあれば、信じられないけど数ヶ月かかる会社さんもある。
チームの力が強いとも言えるかもしれないが、意思決定をしないという意思決定を皆がしているし、意思決定の判断基準がないとも言える。
だからこそ、スピーディーに意思決定する指標として浸透させるのがパーパス経営だったり、主体的に意思決定してアクションをする人材を増やすのが人的資本経営だ。
失われた30年と呼ばれる中でも驚異的な成長を続けている会社さんは、一人一人が日々細かい意思決定をして、雲のように軽やかに、自由に動いている印象がある。
保守的なイメージのある金融機関の取り組みは、意思決定=変化のスピードを上げるということに一石を投じるものであるので、今後も投資家向け資料などを確認しながら注目していきたい!「根回し」という定義は、とても広いので、スピードダウンさせてしまう根回しは、やめた方が良いと思う一方、意思決定を早める根回しもあります。
以前、経験した企業では、意思決定を早めるための根回しが、非常に上手でした。関係部署のキーパーソンと事前に「アライメント(合意)」を取っておくという根回しで、社長へ提案した際にはすでに問題なく承認がすぐ降りるという状態です。他部署との連携強化にもなり、とてもためになりました。
不要な根回しは排除しながらも、実は効果的な根回しもあることで、大切なのは「効果的な根回しの仕組み化」であり、仕事の効率化へつながります。