ハーバード大の学長への圧力強まる、ペンシルべニア大の学長辞任受け
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「正義」に板挟みになり兎に角不憫であるという印象。学生も学生でもっと大局的に自分たちをメタ認知してほしいと心から思います。批判の対象はパレスチナ、イスラエルの何方でもなく、この事態を招いた構造自体ではないでしょうか・・・
注目のコメント
今回、名門3大学の学長を議会に召喚して吊るし上げたことで名を挙げたステファニク下院議員は、ハーバード大学卒、30歳の時に史上最年少の下院議員として当選しました。
30代ながら、トランプ派の切り込み隊長的ポジションであり、政治的主張は、トランプ前大統領とほぼ同じですが、陰謀論の傾向がより強いです。
2024年の大統領選挙でもしトランプ派の天下になれば、手柄に応じたポストの配分があるでしょうから、ここが張り切りどころなのでしょう。
なお、MITのコーンブルース学長はユダヤ人ですから、このネタで引きずりおろされることはないでしょう。下院公聴会でのペンシルベニア大学長、ハーバード大学長の説明ぶりが、「文脈による」と留保をつけたような回答ぶりになり、学内でのユダヤ人へのジェノサイドを容認するかのような印象を生み、強い批判を招いています。
いかなる特定の人種・民族に対してもジェノサイドは決して許しはならない、ジェノサイドを扇動するような発言や行為は学内規定にも違反する、とはっきり断言できれば、ここまで議会から批判を招かなかったかもしれません。専門的、法的な説明は、大事な事をはぐらかしているという印象を、時に生んでしまうことがあります。
大学の自治の観点からは、外部の政治的圧力によって、学長が辞任すべきかを決めるべきではなく、大学が自ら決めるべきかもしれませんが、個人的意見としては、大学であれ、政治的・社会的存在であり、様々なステークホルダーとの関係の上に成り立っており、バランスを踏まえた判断が重要と思います。
米国は歴史上、イスラエルやユダヤ人の影響が大きい国ですが、今回のイスラエル・ハマス紛争について若い世代はイスラエル支持は比較的弱く、パレスチナを支持する動きが広がっていることは、米国内の世代間で浮上してきた重要な価値観の違いかもしれません。
各名門大学で連日、イスラエル支持、パレスチナ支持の双方のグループのデモが続いてきたということですが、「敵」に対する攻撃的な感情を煽るのではなく、イスラエルやパレスチナのみならず、米国も含めた大国が関与した形での和解や未来の創造とは何かを考えることこそを、大学という自治の与えられた場において議論し検討して頂きたいと思います。
また、それを学長など大学のリーダーシップが主導して頂きたいと思います。将来、社会において様々な紛争や対立を解決し、価値を創っていくリーダーを育成する名門大学であれば、なおのことです。理想論ではありますが。
以下の記事が参考になりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/72e756c48e618c97d655edd006c33349661bc285
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a213829e1c1c7973d6e2474b0c1332789da57bcさて、この違いはなぜなんでしょうねぇ。。。 大方のメリケン大教員はわかってらっしゃる気がしますが 詳しい方オシエテ
「MITのサリー・コーンブルース学長も辞めさせるよう求めているが、大学側は同学長を支持する意向を示している。卒業生らが同学長の辞任を求める声や組織的な動きは、ハーバード大やペンシルベニア大の状況と比べてはるかに小さい。」
追記
あ、塩崎先生、半分ご正解だと思いますねぇ
追記終わり