【初公開】2700人調査で判明。「人事評価革命」のスゴい効果
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人的資産経営と言う考え方は基本的に賛成だけれど、問題もあると思う。従業員を「資産として大切に扱う」と「人として大切に扱う」には大きな差異がある。「人的資産経営」は、この当たり前の差異を忘却させる「強い呪詛」が込められている言葉だと思う。
会社で人は人として扱われず「モノ」のように扱われがちだ。だから人として扱う、という非効率的なことを皆がやり易くするために「人には資産としての側面がある」というロジックを利用する。そういう順序であるべきで、人が「資産そのもの」なのではない、という「マインドの問題」は意外と重要なことだと思う。だから、社員を変えるために評価を変える、というマインドはあまり良くないと思う。人としてちゃんと評価したいから、より良い評価方法を学んで実践する。そうすることで結果的に社員は変わるのかもしれないし、変らないかもしれない。でもそれこそが人間だと思うし、そういうやり方でしか「人間を評価する」という難しいことはできないと思う。
注目のコメント
評価基準の明確化もフィードバックも非常に重要と思います。ただ、最終的にこの話を突き詰めると「もっと人事に資源を投下しましょう」となる。来週の研究室のブログに書く予定なのですが、多くの議論でかけていると思うのが戦略的=トレードオフの発想。限られた資源で人事の中でも「誰に、何にどれだけ投資をするのか、しないのか」というトレードオフがありますし、全社的に考えれば「ITよりも人事に投資するべきか」というトレードオフがある。だから、だただ「もっと、もっと」と言っても解決にならない。そのあたりはCHROではなくCEOの責任だと強く感じます。
ご参考(来週に続くのですが、とりあえず本日の研究室のブログ)
https://shimizu-lab.jp/blog/6610.html人事評価のあり方は、従業員エンゲージメントを左右する――当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、やはり数字で見ると説得力が違います。
今回NewsPicksでは、リクルート社が「人事制度の実態」を追った最新の大規模調査から、人事評価に関連する項目を独自に集計・分析。人事評価への各種取り組みが、どのような効果をもたらすのかを明らかにします。