「隣に誰も座らない」座席を提供。オーストラリアの航空会社が新サービス「エコノミークラスでも快適に」
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注目のコメント
これは閑散期あるいは供給過剰路線における競争力確保と売り上げ確保のための対策であり、人を運んでナンボの航空会社としては実はあまり良い手段ではありません。すでにおっしゃっていただいてますが、満席にできるのならばそれが最も利益の上がる状態であり、そうしたところでみすみす空席を作る必要はありません。
つまりこれは割と頑張っても満席にならない時期や路線において、どうせ一部に空席が生じるならその空席をマネタイズして、希望する人の隣を空席にするという仕組みであるということがよく分かります。
LCCの登場などでいわゆるレガシーキャリアはサービス競争にしのぎを削っています。本来であれば新型の客室を設計し、LCCとは違う空間を演出すべきなのですが、当面の処置として空席を利用してサービスを展開するという発想に至ったものと考えられます。
なおこれとは別に多くの航空会社では取り扱いに注意が必要な大型楽器などを置くための追加座席購入サービスはすでに扱っており、今回の空席を確保するというサービスはそれの応用(もとよりシステム上は同じ取り扱い)ではないかと想像されます。斬新なアイデアだと思いました。
第一に満席の場合と比べ、航空会社にとってこのサービスは利益額が少なくなりますし、第二に空席が多いほど環境には悪影響です。
このサービスの反響が気になります。海外あるあるですが体格の良い方や大きい方が隣に座ることは本当によくあることなので、国際線でそれができるならありがたいことこの上ない。
なぜか3列シートが多いので通路側が取れなかった時はトイレに行くのも気を遣うし熟睡モードに入ってしまうと余計申し訳なくなる。