【解剖】PayPay躍進に「待った」。巨人VISAの周到な戦略
コメント
注目のコメント
モバイルQRコード決済が広がれば、国際ブランドの利用は抑えられます。その対抗策が非接触のタッチ決済です。さらに日本には、日本固有のフェリカネットワークという非接触決済ネットワークがあります。Apple PayやGoogle Payが使われても、これまではVisaのネットワークは使われませんでした。そこで、全力をあげて進めているのが、Visaのネットワークを使うタッチ決済というわけです。
コロナパンデミックで、世界中で非接触決済の利用が急拡大しました。日本でもタッチ決済は着実に進展しているようです。サイゼリヤが好きでよく店に足を運ぶのですが、長らく現金しか使えませんでした。しかし2020年のコロナ禍、見慣れない決済端末が置かれ、キャッシュレス対応がスタートしました。詳細は記事に譲りますが、この端末こそ、Visaが「タッチ決済」を普及させるための秘策でした。
タッチ決済はマスターカードやJCB、アメリカン・エキスプレスも対応しています。しかしVisaの気合の入れようが尋常じゃない。各所を取材しながらそう感じました。実際、その裏には用意周到な戦略がありました。
それにしても、少し前までは「クレジットで」とお店で言っても、タッチ決済をしたいことが伝わることは稀でした。テレビCMの大量投下もあり、ここ半年ほどで急速にタッチ決済の認知が広がったように思います。消費者だけでなく、店員からの認知獲得も決済の世界では欠かせません。PayPayとの競争があるからVISAはタッチ決済普及に尽力しているとのことで、やっぱり競争があるとサービスが進化してユーザーにメリットがありますね。PayPayは8月からPayPayのクレカでないとクレカ払いができなくなっており、独占すると利益のためのこういったサービスレベルの低下が起きるので、やはり競争環境は大事ですね
追伸:タッチ決済はID決済より処理時間が短い気がします。スマホによる場合でカードの場合は分かりませんが