南アフリカ、土壇場1点差大逆転勝ちで連覇王手! ラスト2分で逆転49mPG成功、決勝は王国NZと激突【ラグビーW杯】
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プロップがヌチェに変わった瞬間、スクラムが激変。その後、ノッコン→スクラム→ペナルティ→タッチキックで前進→ラインアウトの流れに。老獪なイングランド得意のスローな展開、強いディフェンスでこのまま終わってしまうと本当につまらないな、と思いきや最後は痺れる展開。前週の南アフリカ対フランス戦のスピーディーな試合とは同じスポーツとは思えないほどだけど、これまたラグビーも魅力が詰まった激闘でした!
なんという試合。こんな展開になると予想できなかった。
バックスリーの身長差をいかした徹底したハイパント攻撃と相手の強みであるモールを封じて少ないチャンスで3点を重ねたイングランド。
近年、南アのラインアウトをここまでプレッシャーかけられたチームをみてない。
ラインアウト、ブレイクダウンでの絡み全てにおいてマロ•イトジェの存在感が際立っていた。
そして、ここ1番のゲームで10番に帰ってきたキャプテン、オーウェンファレルのキックは冴え渡っていて、素晴らしいゲームコントロールでした。
対する南アフリカは得意のフィジカルバトルを仕掛けるも雨でスリッピーな状況もあり、なかなかペースを掴めない。
得意なラインアウトモールも封じられ後半25分まで嫌な展開に。
しかし、後半からOXヌチェ、ファフデクラーク、RGスナイマン、クワッガスミスを投入し、スクラムを押しブレイクダウンでプレッシャーをかけ本来の南アラグビーを取り戻し逆転に成功。選手層の厚さが勝敗をわけた。
決勝はNZ対南アフリカの南半球対決。
南アのフィジカルラグビーをNZがどう封じるか、ヨーロッパのチーム対策で整備したスライドディフェンスをみせるか、前に出るラッシュアップディフェンスを組み合わせるか、NZのディフェンスシステムに注目している。いやー、痺れました!!
イングランドのキックからの長身バックスを生かした再獲得がハマっていましたね。
ただ、南アも焦らずギリギリのところで耐えていたことも大きかったです。他のチームであればジリジリと離されていたと思います。
南アは、デクラーク、ポラード、グワッガスミス等、普通のチームであれば先発するメンバーが途中出場出来る点も大きいですね。
今回のRWCは組み合わせが悪く序盤から強豪チーム同士の潰し合いが続いていると批判する人もいますがファンとしては面白い試合が多過ぎて楽し過ぎます。